おはようございます。
いつもながら3連休も仕事の松崎です。
年末の連休までもう一踏ん張りです。

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先日、両親からお金を借りて家を建てるという相談を受けました。
内容は、それが本当に良いの悪いのか?
という相談です。

両親から4000万円を借りて家を建てる。
銀行からは借りずに身内から借りるのでストレスは少なそう。

なんか良さそうな感じがしますがデメリットも多く存在します。

例えば、両親からお金を借りる場合、住宅ローンのように団体信用生命保険(以下、団信)が
ありません。

団信とは、お金を借りている人に何かあったら保険金によっては住宅ローンの残債を
全額返済するものです。

両親からお金を借りた場合、団信はありませんので代用で生命保険に入っておく必要があります。
そうでないとお金を貸した両親にはお金が戻ってきません。

もう一つは、住宅ローン控除は利用できません。
これにより人によっては数百万円戻ってくる税金が戻ってきません。

もったいないですよね。

それから借換えもできません。
借換えは、金融機関で借りている場合でないと借換えできません。

と、意外にデメリットが多くあります。

逆にメリットは何でしょう?

両親は、4000万円を貸すことによって利息が手に入ります。

仮に金利1%で35年間貸せば支払い総額は約4742万円になります。
両親としては4000万円を銀行に預けていても利息はたかがしれています。
子供に貸すことによって利息が700万円ほどつきますのでご両親としては
メリットがあります。

金融機関に利息を払うんだったら両親へ・・・
ということですね。

後は、支払い遅延などは信用情報には記録されませんので比較的ストレスは
金融機関で借りるより少ないと思います。

この様に親から住宅資金を借りる場合にはデメリット、メリットがあります。
よく考えて親から借りるのか金融機関から借りるのか決めましょうね。

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