おはようございます。
今日からゴルフ合宿の松崎です
長野で2ラウンドしてきます。
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先日、お客さんから古家について質問を受けました。
空き家が建っている土地を売却しようと思うが建物は、解体してから売り出した方が良いか?
という質問です。
土地を売却する際、確かに更地の方が売れやすいと思います。
買主さんは、解体費は掛かりませんし物件を見に来た時に建物がまだ建っているよりも更地になっていた方がイメージがしやすいです。
この事を考えると空き家は解体して更地にしておいた方が売れやすい。
これが空き家を解体した時のメリットです。
では、解体する事のデメリットは何でしょう?
一つは、解体費は売主さん負担になりますので売却が決まる前に解体をして費用を支払う事になります。
売却したお金が入らないと自己資金がない!
という事であればそもそも事前に解体はできません。
解体費用分は売買価格に上乗せしておけばいい。
だけかもしれませんが、解体費用分以上に値下げされたら意味がありませんし解体費用の支払は先です。
もう一つは、解体中と解体後のリスクです。
解体作業中は、重機での作業もありますし大型車の通行もあります。
その作業の振動で隣家の外壁にヒビが入った・・・
キッチンのタイル目地が割れた・・・
とクレームになれば解体を依頼をした売主さんに火の粉がかかります。
解体業者さんは、そのならない様に作業しますが、限界はあります。
粉塵が飛んできて家が汚れた!
なんて言われる事もあるかもしれません。
更地にした後に土地を購入した人から、解体したゴミが残ってる!
と言われる事もあるかもしれません。
これは実際に私も言われた事があります。
土の中からコンクリート片が出てきた!
解体後はある程度、綺麗にしていくのですが取りきれないものは残ってしまいます。
売主が解体をすれば物件が決まりやすいというメリットはありますが、取引後に上記の様な問題が出る事も考えられます。
古家が建っている土地を取引する場合は、解体に関してはよく考えてみましょうね。
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