おはようございます。
松崎です。
今日から世間は4連休ですね。
東京都は自粛要請が出ていたりと大変ですが私は全て仕事で埋まっています。
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不動産取引の際に大切なのは隣地との境界杭です。
先日、決済に同席した案件でこんな事がありました。
売主の責任と負担において確定測量を行い引き渡す物件でした。
契約時に、事前に決済までには確定測量が間に合わない時は確定測量の資料は追って
責任を持って提出すると言う事で売主、買主で了解が取られていました。
そして決済に立ち会ったのですが、確定測量の立会いも終わり立ち会った近隣の方の
捺印書類待ちになっていました。
立会いまで終わっているので作業としては9割終わっています。
そして確定測量図を見せてもらうと、ちょっとおかしい・・・
ここの境界はどうなっているの?
質問に対してここの境界はないです!
ないって、それはダメでしょ!
と私と売主さん側の仲介会社とヒートアップ・・・
この状況で引き渡しが完了してしまって隣地との境界が確定しないとなればそれは契約不適合ですし
契約書に記載されている「確定測量する」と言う義務を果たしていません。
その為、買主の保護から考えると行っている送金をストップする事まで考えました。
お金を払った後に隣地との境界が確定しませんとなったら大変ですからね。
その為、その他の資料を見ていたら確定測量図の方がおかしいことに気が付きました。
結果、もともとそこには境界が必要がなかった事が分かり
測量会社が作成した図面があたかも隣地の境界線が交わっていて境界が必要な図面になっていたいので
そこに境界杭がないなんておかしい・・・
となっていました。
そもそも測量会社が確定測量図面を間違えるなんて前代未聞です・・・
ともあれ特に問題がなく良かったです。
隣地との境界って一番確認しておかなければいけない事です。
境界が曖昧だと後々の揉め事の火種になりますからね。
土地や戸建てを購入するときは、必ず隣地との境界杭に関しては揉め事が起こらない様に
しておきましょうね。
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