おはようございます。
松崎です。
今日は、紹介接客のお客さんとの打ち合わせがあります。

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夫婦で住宅ローンを組む場合、3種類の組み方があります。

・収入合算(連帯保証人)
・ペアローン
・連帯債務

この3つです。

先日、連帯債務の団体信用生命保険(以下、団信)で質問がありました。

お客さん「連帯債務だと団信の適用は全額ですか?それとも持ち分割合に応じてですか?」

これはいい質問です。

まず連帯債務は、ペアローンと違い債務が分かれておりません。
ペアローンの場合、夫婦で下記の様にローンが分かれます。

合計金額 6000万円

夫 4000万円  妻 2000万円

という感じです。
団信もそれぞれ加入し借入額分にになります。
なので団信の保険金額は夫が4000万円で妻が2000万円という事になります。

連帯債務の場合は債権が1本(分かれていない)なので持ち分割で債権が分かれます。
例えば

借入6000万円 ← 連帯債務だと金額が夫と妻で分かれていない
これが持ち分割合で債権が分かれます。

夫 3分の2  妻 3分の1
だと夫の債権が4000万円で妻が2000万円という形なります。
これは税務上の考え方で実際の債権は1本になっています。

これに対しての団信が1人で6000万円分の加入なのか、各々の債権額に合わせての
加入なのか?
という質問でした。

結論は、フラット35以外は各々の債権額に合わせての加入になることが多いです。
なので上記のケースでいくと夫4000万円、妻2000万円で団信に加入する事になります。

フラット35の場合、6000万円1本で加入するので主債務者がメインで加入します。
基本的には夫が加入しますので夫一人で6000万円の団信に加入します。
したがって夫が死亡した場合、妻の債務の2000万円も一緒に0円になります。

各々加入する場合は、対象者の分だけが0円になります。

同じ連帯債務でも団信の加入の仕方が違うんですね。
フラット35の様に二人分の債務を0円にしたい場合は、別途連生団信という団信に加入すれば
二人分の債務を0円にすることができます。

加入するには金利が0.3〜0.4%上乗せになりますけどね・・・

参考までに覚えておいてください。

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