おはようございます。
松崎です。
今日は、午前中からお客様と出かけてきます。

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住宅ローンの審査をする際に自己資金が「有る無い」は重要な部分になります。
少なからず審査には影響がでる項目です。

相談を受けているとこんな案件があります。

土地建物で5000万円で自己資金500万円・・・・

購入のために使う自己資金と銀行が要求する頭金には微妙な違いがあります。

例えば銀行が求める頭金1割は物件価格に対する1割になります。

物件価格が5000万円であれば頭金1割は500万円です。

残り4500万円分を住宅ローンで貸してくれます。
しかし不動産を購入すると諸費用がかかります。

およそ売買価格の8%ほどです。
5000万円の物件を購入すると諸費用込みで5400万円と言うことになりますね。

この時、銀行が求める頭金1割の500万円には諸費用が入っていません。
自己資金を500万円持っている場合、上記の5000万円の物件を購入すると諸費用込みで5400万円ですから
自己資金500万円出してもそのほとんどは諸費用でなくなってしまいます。

諸費用込み5400万円で自己資金500万円だと残り4900万円を住宅ローンで借りる事になります。
そうなると銀行が要求する頭金1割で4500万円を住宅ローンという資金計画が合わなくなってきます。

銀行が求める頭金1割というのは1割+諸費用分の自己資金が必要になるのです。
このケースで言うと自己資金900万円必要と言うことですね。

そして自己資金も原資は何なのか??
という事も重要です。

ご自身で貯蓄したのか、援助なのかで銀行の心象も違います。
援助よりもコツコツ貯めました・・・の方が銀行は好みです。

一番良くないのが見せ金です。
これは気をつけてください。

一時的に親からお金を借りて貯蓄残高を多く見せる・・・
これはNGです。

銀行によっては、残高だけでなく過去6ヶ月ほどの入出金の記録を要求してくることもあります。

頭金と自己資金の違い、原資は何なのか?
見せ金はNG・・・・

覚えておいてくださいね。

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