おはようございます。
松崎です。
更新遅くなりました。
今日は午後から民泊の件でお客さんのところへ行ってきます。

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先日、借り換えの相談を受けたお客さんでのことです。

お話しを聞いていると勤務先、年収ともに問題はなく他の借り入れもオートローンのみと言う事でした。
計算をしてもオートローンを残したままでも十分借り換えは可能と判断していました。

借り換え物件も築10年のマンションなので物件も問題がない。

しかし、必要書類を集めている時に問題が発生しました。

登記簿謄本を取得した時の事です。

数年前に差押が入っていたのです。
市から差押が入っていたのでこれは地方税の滞納が原因だと思われます。

恐らく固都税などではないか・・・と思い確認してみると
やはり固都税を滞納してしまい、差押をされてしまったとのことでした。

差押をされたのは平成23年で差押が抹消されたのは平成29年・・・

このお客さんはこれが足かせになり審査を通すのにかなり苦労しました。

銀行は他の借り入れの支払遅れなども嫌がりますが、借入だけ出なく税金関係の支払遅れも当然ですがNGです。
税金などの支払い遅れって他には住民税や健康保険料などがありますが、その辺の支払遅れは納税証明書などを
見なければ分かりません。

しかし、今回の固都税の様に長い期間支払をしないでいると所有している不動産などに差押が入ります。

このお客さんの場合、差押が入った平成23年の時に支払いを終わらせ同年に差押が抹消されていれば
銀行からの印象は違ったと思いますが、差押の抹消まで6年もかかっているとそれだけで金銭的な余裕のなさや
本人のだらしなさが露呈してしまいます。

これが理由でほとんどの銀行から審査で否決になっていました。

借り入れ関係の支払遅れは2〜5年経過すれば個人情報の記録からは消えますが、登記簿謄本に記録されたないような
消えません。

抹消時効であっても文章がなくなるわけではなく文章に下線が入るだけでそのまま残ります。
登記簿謄本を見たことのある人はご存じだと思いますが、登記簿謄本の最終ページの下部に書いてありますよね。

※下線あるものは抹消事項であることを示す。
と書いてあります。

固都税を滞納し差押が入ってしまうと登記簿からは消えてなくなりません。
これが原因で審査に落ちてしまう可能性が高いの気をつけましょうね。

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