おはようございます。
松崎です。
今日は、スケジュールがタイトな融資案件が来たので処理したいと思います。

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

以前、私が現場監督をしている時に同僚の現場でこんなお客さんがいた。

工事は上棟(骨組み)まで進み現場で確認作業と電気や水道などの打ち合わせがありました。
その時にお客さんから

お客さん「木と木の間に隙間がある!!!」とクレームになったのです。

結局そのお客さんは骨組みまで終わった状態で解体してやり直せと言ってきたのです。
1ミリの隙間も許さない!
凄いお客さんですね・・・

施工にも特に問題が無いので建て直すことは出来ない。
平行線のまま建物はそこまでキャンセルになりました。

そもそも隙間があるのは何でなんでしょうか・・・

このお客さんが建てていた工法は2x4です。
いわゆる木造枠組壁工法というやつですね。

どこの建築会社も同じなんですが、施工誤差というものがあります。
建築はたくさんの職人さんの手作りですからね。

図面と現地の寸法が違うと言うこともしばしばあります。
施工誤差があるのです。

ただしそれには各社で定められている許容範囲があります。
同じ2x4でも1本1本寸法が違うのです。

2x4のサイズは38mm×89mmという角材です。
この角材も1本1本寸法に誤差があります。

私のいた建築会社ではも±1〜2mmという許容範囲がありました。
と言う事は37mmx91mmという事もあります。

そう言った部材を使うわけですから隙間が0というのはあり得ないのです。

これは工場で策してきても同じです。
どこの建築会社にも施工誤差や許容範囲というものがあります。

完璧な垂直、真っ平らなど寸分の狂いもなく家は作れないのです。

これから家を建てる人は覚えておいてくださいね。

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

 

→→【住宅ローンの借り換え、新規住宅ローンのご相談はこちらへ】←←

この内容がお役に立てたら【いいね】ボタンをお願いします。