おはようございます。
松崎です。
今日は、定休日です。
ゆっくりしたいと思います。
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昨日、不動産価格の査定は個人の感覚や会社の意向でばらつきがあるというお話しをしましたね。
この価格って相場ですか?
と聞かれることもあるのですが、不動産の相場ってどうやって決まっているのでしょうか??
実は、不動産の相場は近隣で売りに出してる物件価格によって変わっていきます。
どう言うことかというと、例えばマンションの相場でお話します。
まず、売却金額(査定額)決める際に不動産業者さんは、近隣での取引事例などを参考にします。
特にマンションなどであれば、同じマンションがいくらで売れた事例があるのか?
という点が重要です。
1年以内に売却されていて同じ様な広さで階数も一緒となればかなり参考になります。
そのマンションが4000万円で売れたとなれば同じような価格で売れる可能性があります。
そうなると査定額はおのずと4000万円以上になります。
そして近隣のマンションが以前よりも高く売れているという事例が出てくれば追い風です。
多少高くても売れてしまう可能性もある。
しかし私が不動産会社の社員で働いている時にこんな事がありました。
駅近くの築浅のマンションを預かった時のことです。
私の査定では4000万円〜4200万円と判断しました。
繁忙期という事と売り始めと言う事でスタートは4480万円での販売スタートになりました。
その1ヶ月後に一つ下の階の同じ間取りの部屋が売りに出たのです。
その価格が3680万円・・・
この物件が出たことにより私が預かっていた物件が一気に「割高な物件」になってしまったのです。
一つ下の階の人も一つ上の階が4480万円で出ているので3680万円で売りに出すと言うことは
得策ではありません。
もっと高く売れるのに安く出すというのは売主の心理に反するからです。
一般的には売主は高く売りたい。
というのが一般的な考え方なのでそれを安く売るというのは何かしら理由があるからです。
案の定、早く売りたい理由があったようでした。
そんな格安物件が出てしまったことにより私が預かっていた物件は消費者から高いという認識が付いてしまったのです。
その結果、売却できた金額は3850万円でした・・・
その逆もあります。
3500万円くらいでしか売れないと判断した物件が同じマンションで同じ間取りの物件が4000万円で売れたという
事例がポスティングされるとそれをみた売主は当然、「うちも4000万円くらいで売れるかもしれない!」と思い
今後売りに出る物件の相場が上がってしまうと言う事もあります。
この様に不動産の相場、近隣の事例で簡単に変わってしまうのです。
これから不動産を売りに出す人は参考にしてくださいね。
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