おはようございます。
松崎です。
今日は、朝から契約がありますのでしっかり説明したいと思います。

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以前、こんな案件がありました。

住宅ローンが支払い不良になっているマンションの住宅ローンを付けた時の事です。
少し格安で購入できることから依頼主である買主さんも良い物件が見つかったと喜んでいました。

年齢が50差異を超えていたので住宅ローンが通りにくかったのですが
何とか希望額の審査もおりて決済当日の事でした。

お客さんの口座に融資実行する前に売主さんの登記簿をインターネットで取得したのです。
そうしたら登記処理中につき・・・と出てきて登記簿謄本を取得出来なかったのです。

その為、決済を一度ストップし後日仕切り直すことにしました。

これは非常に大切なことです。
特にこの様な案件の場合は・・・

何が起こったかというと「登記処理中・・・」と出てくるのは登記簿に変更がされている最中なのです。
今回のケースでいうと売主さんにお金を貸している銀行以外に債権者が差押えを入れてきたのだと容易に
想像が出来ました。

住宅ローンが払えなくて売却すると言う事は、その他の支払いも出来ていないことが多いです。
特に住民税や国民健康保険料、固定資産税等・・・

売主側の不動産会社に事前に確認したらその他に支払い不良は特にないと言っていたのに・・・

案の定、後日登記簿を取得してみると市役所が差押えを入れていました。
住民税と健康保険料、固定資産税、会わせて140万円ほどの滞納が分かりました。

これによりこの案件は流れました・・・

この様な支払い不良になっている案件の場合、決済をする直前に一度登記簿を確認する必要があります。

その確認をせずに融資実行をしてしまうと差押えが入った状態の物件を引き受けることになります。

支払ったお金は銀行に払われて残らないケースも多いので余ったお金を差押えを抹消する費用に
充てることも出来ないのです。

特に任意売却物件などは気をつけましょうね。

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