おはようございます。
松崎です。
今日は、早朝出社で事務作業を片付けています。
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以前、こんな相談を受けました。
住宅ローンを借換えしたい。
いつもの何のことはない相談です。
私の場合、最初の面談で支払い表や源泉徴収票など、まずは借換えが出来る状態かを
確認するために書類を用意しておいてもらいます。
そのことを電話で告げつると支払い表がないと言うのです。
支払い表は銀行から発行されるもので変動金利であれば半年に1回。
固定金利であれば最初に固定期間中の支払い表が届きます。
なのに支払い表はないと言うのです。
失くしてもいないそうです。
そもそも最初からないとのことです。
親からお金を借りて住宅を購入したと言ってきました。
なので毎月13万円を親に返済しているそうです。
いいですね。親が住宅購入のためのお金を貸してくれる。
銀行に借りるよりも気が楽ですよね。
審査もないし支払いが遅れたとしても信用情報は傷がつかない。
しかし、借り換えはできません。
住宅ローン控除も使えません。
税的なメリットは何もありません。
そもそも、親から借りたお金を借りかえるという行為自体がないと思うのですが
今回のお客さんの場合、両親と仲が悪くなり銀行に借り替えようと思ったそうです。
ですが借り換えはできないのです。
親から借りるのは楽かもしれませんが上記のような税金の減免措置や借り換えなどは
できません。
しかもしっかり金銭消費貸借契約を親と締結して毎月しっかりと返済している記録を
残しておかないと贈与とみなされる場合もあります。
気をつけましょうね。
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