おはようございます。
松崎です。
今日は、1週間遅れの母の日のお祝いをしてきます。
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昨日、差押が入っていても銀行によっては住宅ローンが借りられるというお話をしました。
今日は、差押物件をもうちょっと深掘りしていきます。
そもそも差押は税金などを滞納している場合に市区町村が差押を入れる場合がほとんどです。
差押が入っている場合にこんな障害に当たる場合がある。
買主側の銀行が住宅ローンを貸す為の契約(金銭消費貸借契約:以下、金消契約)の時までに差押を抹消しておいてください。
と言ってくる銀行があるのだ。
実は、これってかなり難しい。
そもそも売主さんはお金がないので税金等を滞納し差押が入っているケースがほとんど。
不動産を売却してそのお金で滞納している税金を払おうと考えているのに
売却資金が入る前に差押を抹消してくださいと言ってくる銀行がある。
金消契約の前までにという事は売却資金が入ってくる前です。
住宅ローン審査 → 承認 → 金消契約 → 融資実行
という流れだ。
これを見ても分かると思いますが、金消契約の前と言うことは買主さんに融資実行が行われる前なので
当然、売却資金は売主さんには振り込まれていない。
なので支払いをして差押を抹消する事ができない。
それなのに銀行は金消契約の前までに差押を抹消してください。
と言ってくる。
そもそもそんな事を言ってくる銀行は差押物件を購入する際は利用できないのです。
ここを営業マンがしらないと最後の最後でつまづいてしまい急遽他の銀行を探す羽目になってしまう。
差押物件を購入する場合は、差押の抹消は融資実行時でOK。
という銀行を最初から利用する必要があるんですね。
皆さんも気をつけてください。
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