おはようございます。
今日は、3週間ぶりのお休みの松崎です。
お付き合いのある会社のコンペに出かけてきます。
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木造住宅で建築を予定されている方から質問を受けました。
「建築中に雨が降ったら木造住宅の場合、木が腐りますよね?」
木は濡れたら腐る・・・
そんなイメージを皆さんもお持ちではないでしょうか?
実は、木を腐らせるのは1つの原因と3つの要因があります。
まず、木を腐らせる決定的な原因が腐朽菌です。
これが繁殖すると木が腐ります。
そしてこの腐朽菌が繁殖する3つの要素が
・適度な温度
・高湿度
・酵素
この3つの要素の一つを遮断する事によって木材の腐食を避ける事が
できます。
建築現場で使われている木材は、含水率と言って一般的な木材よりも
含んでいる水の量が少なく乾燥されている木材を使用することがほとんどです。
さらに樹液を流動させるピットという通り道を通じて水が内部に浸透しにくくなる様に
加工がされています。
そのため雨に濡れても内部まで水が浸透しにくく表面上の濡れだけで素早く
乾燥できる様になっています。
この様に、木造だからといって雨に濡れたらすぐに腐ってしまうわけでは
ありません。
でなければ、梅雨の時期は木造住宅の施工ができませんからね・・・
しかし長期間、上記の様な3つの要因にさらされていると腐食してしまいます。
これから木造住宅を計画している、建築しているという方がいらっしゃいましたら
参考にしてください。
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